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vagrantのshell provisionerにrun: “always”オプションを使うことでvagrant upするたびにdocker-composeを実行させる

開発環境をVagrantDocker(docker-compose)で構築したのですが、毎回コンテナを起動するために

  1. vagrant up
  2. SSHでゲストOSにログイン
  3. ゲストOS上でdocker-compose up

という手順を踏んでいました。

VagrantとDockerを使ったPHP実行環境を生成するサービス:PHPDocker.io – PHP and Docker development environment generator で生成されるVagrantfileを見ると、以下の方法でdocker-composeを起動させていました。

    # Bring up containers
    config.vm.provision "shell", run: "always", inline: "cd /home/docker/sample/phpdocker && docker-compose up -d 1>&2"

runオプションはProvisionerの共通オプションで、デフォルトでは最初のvagrant upでのみprovisionerが実行されますが、alwaysを指定することで、vagrant up, vagrant reloadのたびに実行されるようになります。

実際には以下のようにして使っています。

冒頭の3.のdocker-compose upはserver.shというスクリプトに書いてserver.sh upとして使っていました。

#!/bin/bash -eu

PWD=$(cd $(dirname $0); pwd)
PROJNAME=sampleproject

ARGS=
if [ $# -eq 0 ];then
    ARGS="up -d"
else
    ARGS=$@
fi

cd $PWD && docker-compose -p $PROJNAME $ARGS

Vagrantfileに以下の内容を追加しました。

  config.vm.provision "shell", run: "always", inline: "[ -f /home/vagrant/sampleproject/server.sh ] && /home/vagrant/sampleproject/server.sh"

DockerのOfficial imageのMySQLを使って初回起動時にカスタムSQLを実行させる

DockerのOfficial RepositoriesMySQLを使って、初回のDBデータ作成時に、カスタムSQLを実行する。

MySQLイメージは起動時にMySQLデータディレクトリ(/var/lib/mysql)の中身がない場合、mysql_install_dbなどが実行されます。その処理の中で、 /docker-entrypoint-initdb.dディレクトリにシェルスクリプトや、SQLが存在する場合、それを実行してくれる仕組みがあります。

サンプル

サンプルとして、Docker Composeを使って、PHPMyAdminとMySQLサーバを構築してみます。
その際、初回起動時に2つのデータベースと1つのテーブルを作成します。
うち1つは環境変数MYSQL_DATABASEをセットすることによって自動的に作成されるデータベース、それ以外がdocker-entrypoint-initdb.dによるものです。

ローカルにinitdb.dフォルダを作成し、それをMySQLイメージ中のdocker-entrypoint-initdb.dにマウントさせます。

initdb.dフォルダには、create_another_db.shとcreate_table_in_exampledb.sqlを置いておきます。

docker-compose upでMySQLが立ち上がると、最後にそれらのファイルが実行されます。

create_another_db.shはDBを新規作成します。シェルなので、環境変数を参照できます。
MySQLへの流し込み方法は、docker-entrypoint.shを参考にパスワードを追記した形です。

create_table_in_exampledb.sqlは環境変数MYSQL_DATABASEによって既に作成されているDBに対してテーブルを作成します。

全部入りはこちら→mistymagich/docker-mysql-sample

参考