vagrantのshell provisionerにrun: “always”オプションを使うことでvagrant upするたびにdocker-composeを実行させる

開発環境をVagrantDocker(docker-compose)で構築したのですが、毎回コンテナを起動するために

  1. vagrant up
  2. SSHでゲストOSにログイン
  3. ゲストOS上でdocker-compose up

という手順を踏んでいました。

VagrantとDockerを使ったPHP実行環境を生成するサービス:PHPDocker.io – PHP and Docker development environment generator で生成されるVagrantfileを見ると、以下の方法でdocker-composeを起動させていました。

    # Bring up containers
    config.vm.provision "shell", run: "always", inline: "cd /home/docker/sample/phpdocker && docker-compose up -d 1>&2"

runオプションはProvisionerの共通オプションで、デフォルトでは最初のvagrant upでのみprovisionerが実行されますが、alwaysを指定することで、vagrant up, vagrant reloadのたびに実行されるようになります。

実際には以下のようにして使っています。

冒頭の3.のdocker-compose upはserver.shというスクリプトに書いてserver.sh upとして使っていました。

#!/bin/bash -eu

PWD=$(cd $(dirname $0); pwd)
PROJNAME=sampleproject

ARGS=
if [ $# -eq 0 ];then
    ARGS="up -d"
else
    ARGS=$@
fi

cd $PWD && docker-compose -p $PROJNAME $ARGS

Vagrantfileに以下の内容を追加しました。

  config.vm.provision "shell", run: "always", inline: "[ -f /home/vagrant/sampleproject/server.sh ] && /home/vagrant/sampleproject/server.sh"

Vagrantで起動したゲストOSを停止した後、再度起動させようとすると共有ディレクトリのマウントで「Failed to mount folders in Linux guest.」エラーが発生する

症状

Vagrantfileがあるディレクトリを/vagrantにマウントされるBoxを使用して、vagrant up

作業ののち、vagrant haltで停止

vagrant upで再度起動すると、

==> default: Mounting shared folders...
    default: /vagrant => D:/Users/hogehoge/vagrant/

のあたりでしばらく止まり

Failed to mount folders in Linux guest. This is usually because
the "vboxsf" file system is not available. Please verify that
the guest additions are properly installed in the guest and
can work properly. The command attempted was:

mount -t vboxsf -o uid=`id -u vagrant`,gid=`getent group vagrant | cut -d: -f3`,dmode=777,fmode=777 vagrant /
vagrant
mount -t vboxsf -o uid=`id -u vagrant`,gid=`id -g vagrant`,dmode=777,fmode=777 vagrant /vagrant

The error output from the last command was:

stdin: is not a tty
/sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: No such device

が出力されて終了する。

原因&解決方法

vagrant – Failed to mount folders in Linux guest. This is usually because the “vboxsf” file system is not available.を直す方法 – Qiita

プロビジョンでパッケージのアップデートを行った際、カーネルもアップデートされたため、VitualBox GuestAdditionをインストールした際の変更がリセットされた。そこで、vagrant-vbguestプラグインを使用して、VitualBox GuestAdditionを再度適用させる。

参考

Windows + VirtualBox 5.0 + Vagrant 1.7.3 でvagrant up時にエラー

上記組み合わせで、vagrant upすると

chown: changing ownership of /vagrant: Not a directory

というエラーで止まってしまいます。

Unable to mount /vagrant folder in 1.7.3 · Issue #5933 · mitchellh/vagrant

より、Vagrant 1.7.4で修正されるようですが、1.7.3を使う場合、

https://github.com/mitchellh/vagrant/issues/5933#issuecomment-120951432 に書かれているように、

C:\HashiCorp\Vagrant\embedded\gems\gems\vagrant-1.7.3\plugins\providers\virtualbox\driver\version_5_0.rb
修正箇所
のようにコメントアウトすることで、一時的に回避できました。

参考

cookbook-anyenvのCentOS7対応とグローバルインストール対応

koba04/cookbooks-anyenvはVagrant+Chefで利用した際、/home/vagrant以下にanyenvをインストールし、anyenvからrbenvなどの*envをインストール、さらにperl,ruby,nodejs,python,phpをインストールしてくれるものです。

レシピ内の依存パッケージがdebianのものになっていてCentOSではインストール時にエラーになり、またanyenvのインストール先を/opt/以下にしたかったため、いくつか変更しました。

変更点

  • CentOSにインストールできるように依存パッケージを追加
  • /home/vagrant以下にインストールするモードと/opt以下にインストールするモードを切り替えられるように
  • プログラミング言語処理系のインストールをせず、明示的に指定するようにした。(デフォルトでは*envはインストールするが、それらを使ってperlなどはインストールしない)

変更したもの: mistymagich/cookbooks-anyenv
デモ: mistymagich/cookbooks-anyenv-demo