複数ユーザで1つのscreenセッションの共有

参考:Leverage OSS:screenで遠隔教育 (1/2) – ITmedia エンタープライズ

1.事前準備

  • OSはCentOSで、yum install screenでscreenコマンドをインストール
  • screenコマンドをsetuid rootに設定
    chmod u+s /usr/bin/screen
  • /var/run/screenのパーミッションを755に設定
    chmod 755 /var/run/screen
  • コマンド文字はCtrl + Aとする(以降^Aと表記)
  • 共有するscreenセッションを持つユーザをuserAとする
  • userAのscreenセッションにアクセスするユーザをuserBとする

2.userAの作業

  1. 「screen -S SESSION_NAME」でscreenセッションを開始する。
    (SESSION_NAMEは任意の文字列)
  2. ^Aを押し、「:multiuser on」と入力してエンターを押す。(マルチディスプレイモードを有効化)
  3. ^Aを押し、「:acladd userB」と入力してエンターを押す。(このセッションへのuserBのアクセスを許可)

3.userBの作業

  1. 「screen -ls userA/」と実行して、リストにSESSION_NAMEが入っていることを確認する。
  2. screen -x userA/SESSION_NAMEでscreenセッションにアタッチする。

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